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某SNSの東京都青少年健全育成条例についての個人的考察【So-net版】 [日常]

上げ忘れていたので掲載する。

さて、某SNSで最近このようなバトンがまわっているようである。
…………………………
緊急バトンです
今、日本からアニメや漫画、ゲームが
消えてしまうかもしれないということを
みなさんはご存知でしょうか??
東京都青少年育成条例 というのが
いま作られようとしています…
簡単にいうと不健全な作品を販売中止、及び作成禁止にする
ということです!
不健全とは性的、暴力的な表現が
これに値すると思ってくださいアニメや漫画、ゲームは今日本の誇れる文化として上がってきています
しかし、この条例がもし可決されてしまうとそんな世界に誇れる文化も消し去られてしまいます!
もちろんボーカロイドも対象になってきます
私はこれを止めなきゃいけないと思います…
だからみなさんの力を貸して欲しいです!
出来るだけこのことを沢山の人に
知ってほしいです!
このことについて、ひとことや
コミュを運営してる方は参加者の人たち
にメール等で知らせて頂きたいです
詳しいことはこちらを見てください
そして参加お願いします!!!
→東京都青少年育成条例反対同盟@GREE
この条例は12月15日に提出される
というので残された時間も少ないです
だから少しでも早く沢山の人に
この情報が回るようにみなさん協力を
お願いします!
…………………………

今日は某SNSのバトン記述、つまり某SNSの人間が、バトン作成者によって間違った方向へ解釈させていることを述べていきたいと思う。

東京都青少年育成条例、正式名称、「東京都青少年健全育成条例を一部改正する条例」とは、某SNSのバトンの記述では、アニメ・漫画の販売禁止ということになっている。
しかし、これは大きな間違いである。 何故なら、そのようにしては、漫画家の表現の自由を侵害していることになる。 今回の条例で規制しているのは、砕いて言えば、販売方法の規制である。 従って出版そのものを規制するわけではない。

条文には「未成年者の目の届かないところに置く」旨の記載はあっても、販売を禁止するという条文はひとこともない。

しかし、販売方法を規制される、つまり18禁に置かれる漫画が増えるということは、購入対象者が減るというわけだから、必然的に利益が減る。 利益減少故に出版社等、関係機関は反発している。

ただこれだけ。 これくらい、条文を丁寧に読めばわかりそうなものであるが、適当に読んで過度な被害妄想にかられた故にこのような誤解につながったものと思われる。 今回に関しては、先の条例改正案の印象を継承しているという考えも否定はできない。
以上から、私が某SNSユーザーとして心に決めたことは、入ってきた情報に対して疑問を持つこと。 この情報は本当に正しいものなのかという疑問を持つことである。
さすれば、情報に関する捜査意識が必然的に芽生え、このような誤読に気がつけるはず。
今回は私にとってもよい勉強となった。
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