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マーケティング【So-net版】 [講義レポート]

今回は価格の機能と価格設定方式について。
そもそも価格(price)とは,商品の価値(交換価値)を貨幣額で評価、表示した値のこと
商品の類型や形態によって価格の呼び方はさまざまである。

商取引における価格の機能
1.商品価値の表示
さまざまな商品の価値を共通の価値尺度に基づいて表示する働き
価格は商品の諸属性の中でもわかりやすく比較しやすい属性情報

2.需要喚起・調整
需要量と供給量は価格水準に応じて増減し、価格も需要状況に応じて上下する。
値段が上がれば買える人が減少する。 しかし、高く売れるので、供給量が増える
値段が下がれば、今まで買えなかった人も買えるようになるため需要量が増える一方、供給量は減る。

3.商品品質の推測
価格が品質水準を推し量る指標として用いられる(価格シグナリング効果)
例えば、薬の価格が高いからきっとよく効くのだろうと予測する。
商品の品質に関する知識や情報が少ない場合に価格シグナリング効果は強く働きやすい。
4. 業績の規定


価格系列
特定商品の価格変異の集合のこと。

1.流通(垂直的)価格制度
3つある。
①オープン価格制
製造企業、卸売商、小売商が各々各自の段階で売価を決める方法 今はこれがほとんど主流
②建値制
製造企業が自社製品の標準的な希望小売価格・希望卸売価格を提示する。
つまり企業が卸売業者の利益を考えて、基準となる値段を示す方式
かつてはこれが主流だった。
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shirohune

うちの学校でもマーケティング、
本格的に勉強が始まってきました。
なにやらすごく難しそうですが、
頑張ろうと思います。
by shirohune (2011-12-05 21:14)