八戸遠征二日目

今日の八戸は雲の隙間から晴れ間が見える空模様であった。
前日23時59分発のシルバーフェリーに乗船。　二年前に新造された船ということもあり、どことなく新築の匂いがした。　カーペットや壁紙は紫と白を基調としたデザインになっており、どことなく大人の雰囲気を感じた。　共用スペースも紫基調で多かった。
私は2等寝台Aを指定。　Aは一人定員の個室。　私の割り当てられた部屋は白が基調の部屋で、奥行き1.7m前後、高さ2mで窓はなく、テレビもなかった。　しかし、出発時間が夜間のためテレビは必要なかった。
約7時間後の午前7時すぎ、船は八戸港フェリーターミナルへ到着。　私はその足で、カウンターへ行き、復路「シルバープリンセス」乗船のため手続きをした。
8時ころに「シルバープリンセス」への乗船が始まった。
こちらの船は、ピンクと白が基調となっており、女性専用2等室や、キッズルーム、授乳等の多目的室など、女性向けの設備が整った船であった。
こちらでも2等寝台Aを指定。　今度は緑の壁紙の部屋で、窓やテレビがないものの時計があった。
ただ、オープンスペースと呼ばれる共用スペースは一箇所しかなく、シルバーティアラより少ない印象であった。
復路は特になにもすることがなかったので、外のデッキで海をみるか、部屋で寝ているかのどっちかであった。　Wi-Fiの設備はあったものの、携帯電話の電波が入るところが多かったので、もっぱら携帯電話回線を使ってYoutubeを見ていた。
定刻の16時に船は接岸完了し、下船となった。
今回、気分転換も兼ねて、切り札の「フェリー」を使ったのだが、気分は晴れなかった。　一体何をしたら気分は晴れるのだろうか。

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